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10.8 hrs on record (7.4 hrs at review time)
ひととおり一番簡単なミッションを全クリしたうえでのレビューとなります。
まず結論から言うと、「かなりサ ズダウン寄りなオススメ」のゲー でした。
おそらく全実績を解除するくらいにはやりこむと思います。
バグにより、最終ステージをPrinceps Agenteでクリアした際の実績が解除できないため現状不可です。

(2022/12/24追記) アナウンスにより実績解除バグが解除されたとのことです。

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プレイフィーリングとしてはDOOMやQUAKEなどのスポーツ系FPSをマイルドにしたような操作感で、
基本的に弱点 ( もしくは光っている部分) を狙わないと弾薬がややカツカツになるバランス。
敵のバリエーションも同上のゲー をやってるとニヤリとできるかも。

ゲー の舞台は19世紀末前後のヨーロッパのような地域であり、
邪神の軍勢 (とはいっても戦力の逐次導入みたいなポツポツとした小隊) との戦いを全9ステージにわたって行っていくという内容となる。
ミッションには3つの難易度があるが、違いは必 ミッション (捕虜救助と証 品収集) の要否ならびに敵の出現パターンの差異。
難易度が高まるほどに一度に出る敵が多く、先のステージに出てくる強力な敵が先行して出てくるようになるが、大体は近くに対策用の強力な装備が配置されていたりする。
一山こなす毎に中間ポイントもあり、死んでもそこからフル体力と弾薬1セット支給されたうえで復活できるので戦闘で詰むなどはない。
なお、いちばん難しい難易度をクリアしてしまえばそれ以下の難易度についてもクリアしたことになるのでちょっとエイ に自信があればいきなりそちらに挑戦してもいい。

BGMや戦闘バランス故の緊張感などにより、ホラー感はほぼなし。
敵の群れを見ると、恐怖というよりもどういう風に捌くかに脳のリソースがまわされる。

以下、Good/Badについて。




Good: 良かったところ

・戦闘が楽しい
FPSの醍醐味である「狙い撃つ」楽しみが存分に発揮されており、
ヘッドショットするとカポンッという を飛ばした音がしてとても気持ちいい。
しかも狙い撃てるようになるごとに弾薬が余るようになり、成長が実感できる。
サ ズアップしたのは結局この楽しさが後述のBad要 を容認できるほど ったというのが大きい。

・モノクロの色味と世界観がよくマッチしている
ハイスピードなスポーツ系の戦闘バランスでも無双感はなく、
夜の世界で悪魔と戦うという不気味さがグラフィック・音楽でしっかりと表現できている。
どうしても表現上の理由により真っ暗な 所が多くなるが、そういうところには し要 /通路などは置かないように配慮されている (たぶん)

・相棒がかわいい
(ちょっと け) 生真面目な主人公と生意気な相棒、これが良くないワケがない。
掛け合いが少ないのが惜しいくらいにはいいキャラ付けがされている。

Bad: 悪かったところ

・地形やオブジェクトの作り込みが甘い
サ ズダウンしたかった理由その1。
ス ーズに移動させるためのマップチップの配置や移動制御がなされておらず、

・階段が急すぎて登れない、スピードが急激に落ちる (SASUKEかってくらい滑る)
・小さい段差やオブジェクトのカケラに引っかかってタコ殴りにされることがある
・ダッシュが早すぎて上り坂からテイクオフし、そのまま奈落へ落ちる
・アイテ 取得や箱をさわって壊すときに強制的に足を止められる
 (このせいでTOWERのボス戦でアイテ を取るときに足を踏み外して死ぬことが非常に多い)
・倒した敵に物理判定があり、細い足 上で敵を倒して知らずにそのまま駆け抜けると死体に押し出されて踏み外すことがあったり死体に弾が防がれたりする

といった不都合がわりと 繁におこる。
特にSHIPでの後半戦が上記の事象と完全にミスマッチしており、
ゲー の仕様に殺されることが多くフラストレーションが溜まった。

・回復アイテ の配置がとてもナンセンス
サ ズダウンしたかった理由その2。
基本的にこのゲー は避けて狙い撃つバランスのため「食らうほうが悪い」という側面があるの が、
それにしても回復アイテ の出現 所があまりにも偏りすぎている。
あまり敵の量がいないような 面で 繁に回復アイテ が出るステージもあれば、
ハーピーやカコデーモンが大量に出てくるくせに一切回復させないステージも存在する。
本当に開発者は通しでプレイしたのか?はたまたゲー に慣れすぎてバランス感覚を見失ったのか?
というくらいに絶望的にアイテ 配置のセンスがない。

・一部の武器が死んでいる
決して武器に個性がないというわけではないの が、

・手回しチェーンガンなんかはすごくユニークな武器なのに、連射力が低く慣れたプレイヤーなら初期装備のマグナ とコンバットショットガン、時々ダイナマイトでなんとかなってしまい活躍の機会がない
・ロケットランチャーはボス戦くらいでしか出現しないためあまりにも影が薄い。そのうえボス戦でもダイナマイトで大体なんとかなってしまい活躍の機会がない

など、ゲー デザインの都合で活躍できない武器がある。
どちらかというと上記の武器はDOOMなどの弾薬を大量に消費して文字通りの軍勢をなぎ倒すためにあるようなもので、ワンショットワンキルが重要なこのゲー では持て余してしまっている感が強い。

・最終面Princeps Agenteの調整不足とバグ
8面までは上記武器が役不足になるくらいにヌルいバランス ったのが、最終面の最高難易度ではこれまでがなん ったのかというほどに超絶難易度となる。
狭い道を埋め尽くすほどに大型の敵が大量にスポーンし、かつ上空からはハーピーの不意打ちの連打。
デカブツに圧殺される、なぶり殺しにされる、落下死する。好きなものを選べるクソゲーと化す。
ではどうするのかというと、敵は足 が続いていない 所には追跡してこないので、スポーンしたら踵を返して別の浮島に逃げ、安全圏からチビチビ殺していくのが最も確実。
敵の対策を知っていてもま 油断できない。セカンダリ目標を達成した状態で死ぬと復活時にセカンダリ用オブジェクトが消失し、この状態でクリアするとミッション成功と失敗のリザルトが多重に表示され、結果として失敗扱いとなる。
他にも捕虜が死ぬとゲー を落とさない限り死亡数がリセットされずミッション再スタートでも失敗扱いになったりと、あらゆる要 がクリアの邪魔をする。
ちょっとでも進行にアラがあると思ったらゲー を再起動したほうがいい。

(2022/12/24追記) アナウンスによりバグフィクスを実施したとのことで、もしかするとここらへんのバグが直ってるかも?
あれからリプレイはしてませんが…

・キーコンフィグが貧弱
移動や射撃、ダッシュやしゃがみなどの基本的な操作についてはキー変更できるが、
武器ごとのキーバインドが変更できない、ホイールによる次/前の武器の選択方向を逆にできないなど
少しFPSをたしなみ始めると気になる部分がまったく変更できない。
そこまでシビアなゲー ではないため無くても極論問題はないの が、
細かいストレスが溜まるポイントではある。




総合的には「セール ったら上記Badを飲めれば買い、定価 ったらやめとけ」といったところ。
なん かん いってギリギリサ ズアップ判定するくらいには面白いゲー ではあるので、やり始めれば一気に進めてしまう けのポテンシャルは十分にある ろう。
Posted 14 June, 2022. Last edited 24 December, 2022.
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0.0 hrs on record
※ 2017/1/26追記

このレビューを書いている時点では日本での発売は未定ですが、
コントローラ背面に技適マークがあることから今後日本でも展開するのかな?
ということで、個人で輸入してPAYDAY2で10時間ほど使用してみた感想です。

さっそく結論ですが、すべてのコントローラがこれ一個の誕生により過去となりました。
例えるなら、範馬勇次郎が生まれ落ちた瞬間の生物界の如くです。
フルプライスのゲー を1本 牲にしてでも買う価値があるくらいに「面白い」コントローラでした。

以下、めちゃくちゃ長いので読みたい人向け。
各機能や長所、短所について色んな角度からのレビューです。


1. トラックパッド
左右で2つ。共に押し込みに対応。
デフォルトでは左側がマウスホイール、右側がトラックパッドのような役割。
Steamクライアントから、精度、速度、 速度の有無/強さ、トラックボール挙動のOnOff/摩擦度まで
かなり細かく設定できます。
もちろんトラックパッドの役割を左右入れ替えたり、トラックパッド押し込みに任意のボタンをバインドすることもできます。

2. スティック
PSのようなスティックが左下に1本。押し込み対応。
ゴ の 材が良いのか、指への食いつきが強くなかなか指から外れません。

3. ボタン
Xbox準 の"A" "B" "X" "Y", いわゆるSTART/SELECTに対応する"<" ">"ボタン、
これまたXbox準 の"LB" "LT" "RB" "RT", そして背面のグリップ部に存在する"LG" "RG"ボタンが実装されています。
シューター系のゲー への対応に積極的な本機ですが、特に"LG" "RG"ボタンにより絶妙なバインドが実現でき
トラックパッドから常に指を離さない (エイ を途切れさせない) ような配置が実現しやすくなりました。
短所としては、"LB" "RB" やグリップ "LG" "RG" が結構硬いこと?

4. モーションコントローラ
トラックパッドが前面に押し出されてますが、
個人的にこのコントローラの評価を急激に押し上げた一番の要 がこの機能です。
あるトリガ (デフォルトでは右トラックパッドに指を置いた状態: 変更可) を維持したままコントローラ自体を動かすことにより、ジャイロの機能でマウスポインタが動かせます。
例えるなら、スプラトゥーンやWii版バイオ4のエイミングのようなものでしょうか。
コントローラの天面を画面に向けるとちょうどバイオ4のエイミングに近くなります。

プレイ中に任意にジャイロをon/offできること、またトラックパッドとの組み合わせにより
絶妙なエイミングが実現できるという点が従来のコントローラと大きく水をあけています。
レビューや宣伝では「大まかなエイミングはトラックパッド、細かい部分はジャイロ」とよく書かれていますが、
これは個人のプレイスタイルで様々なやり方に分かれるかもしれません。
というのも、ジャイロもトラックパッドとまったく同じ設定変更ができるため、
「大まかなエイミングはジャイロ、細かいエイミングはトラックパッド」という
逆転の操作も実現できるためです。
トラックパッドとジャイロの組み合わせは無限の可能性を秘めていることでしょう。

5. その他
分かりづらいフューチャーとして「ハプティクス機能」がありますが、
これはトラックパッドやLT/RT、
スティックなどのアナログ部を操作した時に生じるコントローラの振動です。
右トラックパッドを操作した時のギリギリとした手応えや、
トリガーを浅く引いた時のカコカコした感じが結構キモチイイので
一度は体験してみてほしいです。
# 今ではオフにしてしまいましたが…

機能以外の短所として、ガワがとにかく安っぽい!
極限まで ダを削ぎ、人間の手にフィットさせるためのデザインと言うべきなのでしょうが、
まるで往年のセ○サターン?メ○ドライブ?を彷彿とさせました。


以上、 いぶ長くなりましたが、とにかく一度は手にとってみてほしい製品です。
日本で発売開始になったらゼヒ買ってみて下さい。

あ、ちなみにものすごい多機能なPC用マウスとしても使えますよ。
ドリー○キャストでのブラウジングを思い出しますなぁ… ( い目)

※ 2017/1/26追記

世はすっかりVR全盛期。
我がスチコンはというと、あのときの浮かれ気分はどこへやら。
がっつりホコリを被っておりました。

このままではイカンとは思うけど、VR環境を揃えるほどの大枚は持ち合わせておらず。
うーん、やることがないぞ…どうしたものか…そう !

まずはジャイロ機能のみを有効にしたスチコンを に乗せる。
この際、誤動作がないようジャイロ以外の機能はすべてOFF。
そして、タオルや手ぬぐいをほっかむりにしてスチコンが落ちないようにする。
(上島竜兵スタイル)

次に用意するのはスマホをVR用画面にするカードボード。
スマホを取りつけ、タオルでハチマキのように顔に縛りつけ固定する。
けっこうガクガクするのでベロニカのノスフェラトゥのように
ギチギチに巻きつけましょう。

そしてスマホにリモートデスクトップでVR化したPCの画面を写せば…
あら不思議!ローコストVR環境の完成!

実際に実現しようとしてみた感想としては、 部がスチコンの重さでフラフラするし
タオルにきつく め付けられる束縛感で重篤なパニック障害を起こしかけるしで散々でした。
うーん、現実は甘くなかった。
何かイイ使い道募集中。
Posted 16 November, 2015. Last edited 26 January, 2018.
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